自ら舍中に臥し起きず
―自臥舍中不起―
- [原文](三国志 魏書 文聘伝)
- 自卧舍中不起。
- [書き下し文]
- 自ら舍中(しゃちゅう)に臥(が)し起きず。
- [原文の語訳]
- 自分は官舎で横になり起きようとしない。
- [解釈]
- 危険な状況でありながら、平生を装って相手に何か罠があるのではないかと疑念を抱かせるということです。
- 攻め込まれているのに、あえてそれを静観していると、相手によっては猜疑心を持つものです。
- 材料が足りないという状況になっても、手配している間、ゆったりと調理に時間をかけることで相手の気を紛らわすことができたりします。
- 自分の身が危険に晒されている状況でも、このような冷静な作戦を立てて実行できる冷静さをもちたいものです。
- [参考]
- 中國哲學書電子化計劃字典
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