筆を挙げて便成る、改定する所無し
―挙筆便成、無所改定―
- [原文](三国志 魏書 王粲伝)
- 舉筆便成、無所改定。
- [書き下し文]
- 筆を挙げて便成る、改定(かいてい)する所無し。
- [原文の語訳]
- 筆を執って文章をしたためたものに、修正する箇所がない。
- [解釈]
- 書かれた文章を手直しする必要がない、一回で完成させることができるということです。完成度が高いということでもあります。
- 文章に限らず、何事においてもなかなか一回で完璧を目指すことは難しいものですが、しっかりと準備をしていれば上手くいくものです。
- 手を加える必要がない仕事をしてくれる部下であれば非常に助かります。ただ、それに甘えてしまってはいきけません。いつも万全だからといって、チェックを怠らないように注意しましょう。
- [参考]
- 中國哲學書電子化計劃字典
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