「その分野で全体に浸透する」各が石上において根を著し、而るに陰を千里に垂るや

各が石上において根を著し、而るに陰を千里に垂るや

―各著根於石上、而垂陰乎千里―

[原文](三国志 魏書 裴潜伝)

各著根於石上、而垂陰乎千里。

[書き下し文]

今は方床(ほうしょう)を共作で当たるのみ。

[原文の語訳]

それそれが石の上に根を張り、全体を覆うように垂らす。

[解釈]

それぞれ石の上で根を生やし、その根が石全体を覆い隠すまで伸びた。それぞれが違う形で全体に浸透するということです。

徐々にシェアを広げ、気がつけば無くてはならない存在になっている。一点集中主義の匠の技といったところでしょうか。

この分野にこの人、この組織ありという存在になりたいものです。

[参考]

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