山に登りては側路に耐え、雪を踏んでは危橋に耐うる
―登山耐側路、踏雪耐危橋―
- [原文](菜根譚)
- 登山耐側路、踏雪耐危橋。
- [書き下し文]
- 山に登りては側路に耐え、雪を踏んでは危橋に耐うる。
- [原文の語訳]
- 登山では険しい道に耐え、雪道では危ない橋を耐えて渡る。
- [解釈]
- 登山や雪道など危険な道でも耐えて進む、人生も同じで苦しい時も耐えることが必要ということです。
- 険しい道でも安易に考えて突き進むと、足を踏み外してたちまち奈落の底に落ちてしまいます。
- 苦境や逆境に置かれても足元をしっかり固め、一歩一歩確実に踏みしめていかなくてはいけませんね。
- 厳しい状況でもやがては好転します。そこまで耐えることができる体力と忍耐力を持ちたいですね。
- [参考]
- 菜根譚 超訳:■前集180項
[人を動かす名言名句集―21世紀に生きる]
平成28年(2016年)9月1日からの今日の一言は「人を動かす名言名句集―21世紀に生きる」からの一言をもとに自分なりに追記や解釈して掲載しています。
[中国古典一日一言]
平成27年(2015年)5月1日から平成28年(2016年)4月30日までの今日の一言は「中国古典一日一言」守屋洋(著)から、同月同日の一言をもとに自分なりに追記や解釈して掲載しています。
コメント受付中です どなたでもコメントできますがスパム対策を施しています