国に常衆有り、戦に常勝無し
―国有常衆、戦無常勝―
- [原文](三国志 魏書 高堂隆伝)
- 國有常衆、戰無常勝。
- [書き下し文]
- 国に常衆(じょうしゅう)有あり、戦に常勝無し。
- [原文の語訳]
- 国には常に民衆はいるが、戦争に常勝はない。
- [解釈]
- 数まかせでいつまでも勝てるわけではないということです。適材適所、適正配置が必要ということです。
- 企業でも常に社員はいますが、だからといってそれだけで業績が上昇がし続けるわけではありません。人海戦術でも上手くいかないときもあるものです。きちんと教育しなければ烏合の衆になってしまいます。
- スポーツでも常勝チームと言われ、さらにベストメンバーであっても負けるときがあります。相手も当然、策を練って挑んでくるものです。万全を期すためにも気を緩めず練習を怠らないようにしなくていけません。
- 多く支持を受け、お客さんから「変わらない味」と言われていても、実は少しずつ変えているものです。現状維持ではなく上昇志向でいかなければいけません。
- [参考]
- 中國哲學書電子化計劃字典
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