「お客さまが喜び、会社が損すること。基本はそれをやるんです。そして、会社が損をしない仕組みを作るのが君の仕事」個人商店でも同じですね。よくテレビで飲食店の人気メニューを紹介するときに「これ赤字なんですよ」と。他の商品で補填する策や原価率を下げる努力をしてるんですよね。
行政は…入札や民間委託で支出を抑える努力はしているとは思うのですが…ね。
インターネットの通販を利用すると、中には「メール便など、最も安い配送方法を選んで送ります」という店がある。高い商品は送料無料が普通だが、安い商品でもこんな店があると、送料が気になる人にはうれしい
▼安い料金で企業などに引っ張りだこだったメール便を、ヤマト運輸が来月いっぱいで、廃止するという。「メール便に信書を入れるのは違法」という国の頑固な規制に対し、同社が「だったら、メール便、やめます」と反発したように映る
▼信書とは何か? その解釈をめぐって、国と同社はこれまでもやり合ってきた。もともと、宅配便でも国の参入規制と渡り合って、ここまで伸びてきたヤマトだ。利用者としては、どうだろう、同社の言い分に軍配を上げたいが
▼「お客さまが喜び、会社が損すること。基本はそれをやるんです。そして、会社が損をしない仕組みを作るのが君の仕事」。規制と闘った元会長の亡き小倉昌男さんが部下に語った言葉だという。岡田知也著『クロネコ遺伝子』に載っていた
▼客が喜ぶことを民間企業が追い求めると、規制に突き当たる。「岩盤規制を打破する」と称して、政府は農協をやり玉に挙げたが、本当に困りものの岩盤は、むしろ行政が行う許認可かもしれない。時代にそぐわぬ規制の網。
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