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【市長】平成20年10月6日定例記者会見の内容

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なし 【市長】平成20年10月6日定例記者会見の内容

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前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿なし | 投稿日時 2008/10/15 20:37
narupara  管理人   投稿数: 7555
平成20年10月6日10時30分から(第一会議室)


一昨日、4日(土曜日)から、東部7区で新たにレジ袋有料化がスタートしました。これで、緑区と合わせて8区、122万人の市民の皆様、635店舗の参加事業者の皆様とともに、レジ袋の削減に取り組むこととなりました。

私も、スタートの初日に、セレモニーを千種区で行いましたので、それに参加しました。その後、千種区と名東区のスーパー、それぞれ1ヵ所ずつ、状況を見てきました。

初日のお断り率は77%でした。緑区が当初1週間で85%でしたので、7区一斉ということを踏まえると、良いスタートだと思っています。これから、徐々にお断り率が上がっていけばと思っています。スーパーの店長さんも当面80%を目指したいと言っておられましたので、そうなることを期待しています。

子どもたちが、「みんなでへらそうCO2」を一生懸命歌ってくれました。この子たちのために、美しい地球を残すと約束したわけですから、来年の全市拡大に向けてさらに準備を進め、「レジ袋お断り」といった行動を通して、環境意識をより高めていきたいと思っています。

本日は2点、お話させていただきます。

1点目は、不燃ごみの分別区分の変更についてです。

大江破砕工場の復旧の補正予算について、先週、市会でお認めをいただきました。財政状況の大変厳しい中、今回の経費支出についてご理解をいただいたことを、大変ありがたく思っています。それと同時に、いただいた要望はこれを重く受け止め、真摯に対応していきたいと思います。今後、早急かつ着実な復旧と、再発防止策を講じていきたいと思っています。

ごみの適切な処理は、都市機能の維持において生命線というべきものです。大江破砕工場が復旧するまでは、今しばらく、周辺自治体のご協力をいただきながら、不燃ごみ等の処理を行っていかなくてはならない状況です。

こうした緊急事態を踏まえ、本年5月に策定した「第4次一般廃棄物処理基本計画」において平成21年度以降に予定していた、不燃ごみの分別区分の変更を一部前倒しして実施することとしました。

【今回変更するもの】
化学繊維、人工皮革・ゴムといった、現在、不燃ごみとして収集、処理しているものを再来月12月1日からは、可燃ごみに区分を変更します。

これらを合わせると、不燃ごみの中に17%、重量にして約1万トン入っています。現状では、これらを資源化することが難しいので、埋立量の削減や熱回収を行うという観点から、可燃ごみとして収集し、焼却処理していきたいと思っています。

【現在検討中のもの】
容器包装以外のプラスチックの処理については、12月に前倒しして行うということではないのですが、元々、容器包装リサイクル法がスタートした時からの問題で、容器包装であるかどうかではなく、プラスチックという素材に着目したリサイクルの取り組みです。

現在の法律の枠組みでは、これらを資源とすることはできません。私どもは、先月22日に学識経験者や市民団体の代表で構成する検討委員会から、容器包装以外のプラスチック製品について、「構造改革特区」の認定を受けて、現行の容器包装のルートを活用してリサイクルしたらどうか、という貴重な提言をいただきました。

我々はこれを受け、「構造改革特区」にしていただき、これらを資源として扱いたいと思っています。この特区の認定が認められれば、これらも容器包装のプラスチックと同様、資源として回収していきます。国に対して強力に働きかけたけていきたいと思っています。

私は、もともとバケツは水を入れる容器ではないかと言っていたんですが、これは容器包装リサイクル法の容器包装にはあたらないということで、現在は不燃物として扱っています。クリーニング屋さんのワイシャツの入ったビニールの袋も、商品を包んでいないので容器包装リサイクル法の対象ではないということで、不燃物として扱っています。不合理ではないかとずっと言い続けていたんですが、誰がリサイクル費用を持つかとか、製造者責任の分のリサイクル費用を誰が分担するかということがはっきりしていないために今のところ不燃物の扱いをしています。元々市民にしてみればプラスチックという素材は同じなので、これは容器包装であるとか、法の対象外であるといったことはわかりにくいので、これを要求していこうというものです。

これはうまくいけば22年から資源にしたいと思っています。

【注意の徹底】
前からお願いしていることですが、不燃ごみの中には、可燃ごみや容器包装プラスチックなどの資源が約1万トン混ざっています。「迷ったら資源」というように、できるだけ資源として出してください。もう1つ大事なことは、スプレー缶やカセットボンベといったもののガスをきちんと抜いて出してください。こういうことがとても大事で、これについてはもう1度注意喚起を促したいと思っています。

破砕工場のピット(ごみを貯める槽)ではよく火災が発生しますが、そういった可燃性のごみが混ざっていて発火するということが多くあります。災害の起きる元でもありますので、それぞれ出すところで注意をしていただくようにお願いしていきたいと思っています。

2点目は、第54回名古屋まつりについてです。

今月11日(土曜日)、12日(日曜日)の2日間に渡り、第54回名古屋まつりが開催されます。

まつりのハイライトとなる郷土英傑行列では、今年もNHKの大河ドラマにちなみ「篤姫(あつひめ)」と「島津斉彬(しまづなりあきら)」が鹿児島から参加されます。また、今回始めて「三英傑・三姫宵の陣」と題したイベントを開催します。

パレードを終えた三英傑・三姫が、エンゼル広場の特設会場において一堂に会する様子を「帰陣式」に見立て、三英傑・三姫へのインタビューや勝どきパフォーマンスなどを行います。

三英傑・三姫をぐっと身近に感じていただける演出を考えています。行列とはまた違った雰囲気を楽しんでいただきたいと思っています。

オアシス21会場では、本丸御殿復元のPRイベントが開催され、開府400年のマスコットキャラクター4体の愛称発表や「400年の旅人」の着ぐるみのお披露目も行います。会場で発表しますので、どうぞお越しください。

名古屋市:平成20年10月6日市長定例記者会見(市長の部屋)
http://www.city.nagoya.jp/mayor/kaiken/h20/nagoya00060609.html
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