宇宙ビジネス振興を目指す一般社団法人スペースタイド(東京都中央区)は、宇宙ビジネスに関するシンポジウム「スペースタイド2017」を横浜市港北区の慶応義塾大学日吉キャンパスで開き、宇宙ビジネスの可能性を議論した。個人投資家ら約500人が参加した。
シンポジウムには新進気鋭の宇宙ベンチャーのトップ4人が集まった。遺灰の一部を宇宙に打ち上げる「宇宙葬」を手掛けるエリジウムスペース(米サンフランシスコ)の金本成生取締役は「宇宙をどう使っていくのかという時代になった」、小型衛星開発アクセルスペース(東京都千代田区)の中村友哉社長は中途採用で外国人の応募が急増していることを明かし、「グローバルな人材が日本に集まっている」と事業環境の変化を指摘した。
流れ星ベンチャー、ALE(同港区)の岡島礼奈社長も「みんなで日本の宇宙業界を盛り上げたい」、PDエアロスペース(名古屋市緑区)の緒川修治社長も「もっと多くの人に関わってほしい」と、異業種の参入を呼びかけた。
スペースタイド、VB社長ら集めシンポ 宇宙ビジネスの可能性探る - SankeiBiz(サンケイビズ)
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