エクスポートし忘れたWordPressデータを試行錯誤で移動

MySQLのデータだけバックアップしてしまったので、そのままでは280MBもあるデータを戻せない。
普通ならWordPress上(以後WP)でエクスポートしてけば、別のWPにも簡単にインポートできるんですがやってなかった。
なのでMySQL+phpMyAdminで作ったSQLファイル。というかバックアップしておいたDUMPファイルがあるだけ。

というわけでローカル上でWPを立ち上げて、そこで変換作業をすることにしました。

今回するのはXOOPSのモジュールとして稼働させたWPを、別のXOOPS上のWPに戻すという内容。
ぶっちゃけ、制限をかけられたのでWPをクリーンアンインストールしちゃったので、またインストールし直すということ。

さて、DUMPファイルはテキストファイルなのでテキストエディタ上で読み込む。
するとXOOPSの全ファイルになってる(この時480MB!)ので、そこからWP系の部分だけを抽出。
それでもさすがに280MBは半端な数字な無いので、1500ページあった中からアンテナアプリによる更新情報やtwitter関連、合計1000ページほどを思い切って削除して軽量化。
それから書かれているURLをローカル上に置換。
そしてまずは編集用のMySQLテーブルを作成し、phpMyAdminでファイルをインポート。
ファイル容量が大きいようだったら途中でエラーが起きないようにApcheやPHPやMySQLなどのファイルに関する項目の数値(だいたいMAX=●●Mのところ)を増やす。

それをエクスポート用に用意したローカルWPのdataフォルダに上書きすれば準備完了。
ただしXOOPS上のblog_users名の3ファイルを上書きしてしまうとログインできなくなるので注意。
やっちゃうとXOOPSのアカウントを使ってログインできても「アクセス権限がありません」となって全く触れない。
あと各ファイルの接頭の部分もXOOPS用からローカルPCのWPで設定したものにリネームしておく必要があります。
そうしないと読み込んでくれません。

で、WPを起動すると無事に表示。
エクスポートでXMLファイルを取り出せば、移行先のブログにインポートできます。
XOOPSモジュールのWPから単体のWPでも大丈夫。そもそもXOOPS用にモジュール化するファイルが追加されただけなのでWP自体は同じだから当たり前といえば当たり前。
ファイル容量が大きかったのでXOOPS全体のSQLファイルからWPのファイルだけを取り出すのに読み込み&一工程ごとの時間がかかりました(^^;