「何事もほどほどがいい」敖は長ずべからず、欲は従にすべからく

敖は長ずべからず、欲は従にすべからく

―敖不可長、欲不可従―

[原文](礼記)
敖不可長、欲不可従。志不可満、楽不可極。
[書き下し文]
敖(おごり)は長ずべからず、欲は従(ほしいまま)にすべからず。志は満たしむべからず、楽しみは極むべからず。
[解釈]
何事もほどほどがいい
自分の実力を過信して、自分勝手になったり傍若無人ぶりな振る舞い、相手を見下すような傲慢さが度を超えてはいけない
欲望のままに言動をするのもいいけれど、過度だったり際限ない要求は相手や周辺の迷惑になる
中庸的な考え方ですかね。個人的に「○○すぎる△△」というフレーズは「過ぎたるは猶及ばざるが如し」と皮肉ってると捉えています。
[参考]
敖は長ずべからず、欲は従にすべからず:原文・書き下し文・画像 言葉の散歩道138 | ナオンの言葉の散歩道

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