「短い人生、気楽に生きよう」人生如朝露

人生は朝露の如し

―人生如朝露―

[原文](漢書 李広蘇建伝 蘇武伝)
人生如朝露、何久自苦如此。
[書き下し文]
人生は朝露の如し、何ぞ久しく自ら苦しむこと此(か)くの如きと。
[原文の語訳]
人の命は朝露のようなもの、どうして、このように長く、自分から苦労するのか
[解釈]
匈奴へ下った李陵が、捕らえれている蘇武に対して匈奴への帰順を促した時に用いた例え
人の一生は短くはかないものだ。(だからもっと気楽な生き方をしてはどうか)
朝日が出ればすぐに消えてしまう朝露のように、人生ははかなくて短いものだ。
だからといって、安直にいつも楽な方を選んでいてもいけないですよね。経営者語録にある「選べる時は厳しい方を選ぶ」とあります。場面場面では厳しい方を選ぶことも大事です。
人生という短編小説は全体として「気楽」な雰囲気ですが、その一段落にある「仕事」などでは「厳しいく」と。厳しいばかりじゃ読んでる方も息が詰まっちゃいますしね。
[参考]
人生朝露の如し – 故事ことわざ辞典
人生は朝露のごとし:原文・書き下し文・意解 言葉の散歩道15 | ナオンの言葉の散歩道

[中国古典一日一言]

今日の一言は「中国古典一日一言」守屋洋(著)から、同月同日の一言をもとに自分なりに追記や解釈して掲載しています。

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