「自分と相手は対等」彼人也、予人也

彼は人なり、我も人なり

―彼人也、予人也 ―

[原文](原毀)
彼人也、予人也 。彼能是而我乃不能是。
[書き下し文]
彼は人なり、我も人なり。我何ぞ彼を畏れんや。
[原文の語訳]
彼も人、自分も人。自分がなぜ彼を畏れるのか。
[解釈]
自分も相手も同じ人間、獲って食われるわけではありません。なにを畏れる必要があるのかということです。
二人の間に差ができたとすれば、それを成長に対する我慢強さ忍耐力の差です。
「あの人にできて自分ができないことはない」と自分を奮起させるときに意識したいものです。
相手に主導権を握られそうになった時や、飲み込まれそうなときは、主観的に対等にすることで平常心を取り戻せそうです。
[参考]
「彼は人なり、我らも人なり、我何ぞ彼を畏れんや。」韓愈 【OKWAVE】

[人を動かす名言名句集―21世紀に生きる]

平成28年(2016年)9月1日からの今日の一言は「人を動かす名言名句集―21世紀に生きる」からの一言をもとに自分なりに追記や解釈して掲載しています。

[中国古典一日一言]

平成27年(2015年)5月1日から平成28年(2016年)4月30日までの今日の一言は「中国古典一日一言」守屋洋(著)から、同月同日の一言をもとに自分なりに追記や解釈して掲載しています。

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