「善行も禍も、塵も積もれば」福生於微、禍生於忽

福は微なるより生じ、禍は忽にするより生ず

―福生於微、禍生於忽―

[原文](説苑)
福生於微、禍生於忽。日夜恐懼、惟恐不卒。
[書き下し文]
福(さいわい)は微なるより生じ、禍は忽(おろそか)にするより生ず
[原文の語訳]
幸福や成功は些細な事の積み重ねから発生し、禍や失敗は些細な事をおろそかにすることから発生する
[解釈]
幸せは小さな善行をすることから生まれ、同じように禍も物事をおろそかにすることから生まれる、善行でも禍でも「塵も積もれば」なのです。
スポーツでも練習をしっかりやっていると、試合で日頃の成果が発揮しやすいですが、普段サボっていると、ここぞいうところで勘が鈍って実力を発揮できないこともあります。
[参考]
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[中国古典一日一言]

今日の一言は「中国古典一日一言」守屋洋(著)から、同月同日の一言をもとに自分なりに追記や解釈して掲載しています。

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