天を怨みず、人を尤めず
―不怨天、不尤人―
天を怨みず、人を尤めず
―不怨天、不尤人―
- [原文](論語 憲問第十四)
- 子曰、莫我知也夫。子貢曰、何爲其莫知子也。子曰。不怨天、不尤人。下學而上達。知我者其天乎。
- [書き下し文]
- 子し曰く、我を知るもの莫きかな。子貢曰く、何為れぞ其れ子を知る莫からんや。子曰く、天を怨みず、人を尤(とが)めず。下学して上達す。我を知る者は其れ天か。
- [原文の語訳]
- 孔子が言う、私は人に知られないで世を終りそうだ。子貢が言う、なぜ先生が世に知られないというようなことがありましょう。孔子が言う、天を怨むものでも、人を尤めるのでもない。低いところから学びはじめ上達してきた。私は天だけが知っている
- [解釈]
- 恵まれないのはあくまで自分が原因であり、天や他人に責任を転嫁すべきではないということです。
- できる人は認められなくても愚痴をこぼしたり他人を非難したりはしないのです。
- 職人も納得の仕事ができないのを道具だったり環境のせいにしていては匠とはなれないのです。
- [参考]
- 不怨天、不尤人|LIN☆RINGブログ
[中国古典一日一言]
今日の一言は「中国古典一日一言」守屋洋(著)から、同月同日の一言をもとに自分なりに追記や解釈して掲載しています。
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