「ストーリーが必要」生財有大道

財を生ずるに大道あり

―生財有大道―

[原文](大学 伝十章)
生財有大道
[書き下し文]
財を生ずるに大道あり
[原文の語訳]
国の財政を豊かにするということにも大道がある
[解釈]
財産を生むには生むべき大筋の道があります。道を外した方法では財を成すことはできないということです。
動を外した道無き道を開拓するには苦労や費用がかかります。なかなか財を蓄えることは難しいですね。
働かずに浪費ばかりしていては残りません。動物も餌が確保しにくい冬場は無駄に体力を消費せず冬眠するのです。
切り詰めるときは切り詰め、使う時は適切にしっかり注ぎ込む意識が必要ではないでしょうか。
採算が合わないからと、収入を増やすために安易に値上げするのではなく、無駄な部分を省くことをしなくては、際限なく値上げしていくことにもなりかねません。
事業など数年をかけた計画では行程表が重要になってきます。どんなストーリーで進んでいくは正にこの言葉のとおりではないでしょうか。
[参考]
財を生ずるに大道あり – 六本木のセラピスト

[中国古典一日一言]

平成27年(2015年)5月1日から平成28年(2016年)4月30日までの今日の一言は「中国古典一日一言」守屋洋(著)から、同月同日の一言をもとに自分なりに追記や解釈して掲載しています。

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