「新しもの好き」家鶏野雉

家鶏を厭い、野雉を愛す

―家鶏野雉―

[原文](晋中興書)
家鶏野雉
[書き下し文]
家鶏を厭い、野雉を愛す
[原文の語訳]
家で飼っている鶏を嫌って、野性のきじを好む
[解釈]
古いものを嫌って新しいものを好むことです。
新しもの好きといったところでしょうか。日常の中に大事なことがあるのにそれに気づかず外ばかり見ている。
組織内にいる人材を見出す事をせず、外にばかり人材を求めたりすることでしょうか。
冷蔵庫内にある食材の中には使えるものがあるのに、安売りに目を奪われてしまうとかもそうかもしれません。
生活の知恵を軽視してはいけません。ヒントは日常生活の中にあるのです。
温故知新を大事にしていきたいものです。
[参考]
「家鶏野雉」(かけいやち)の意味

[中国古典一日一言]

平成27年(2015年)5月1日から平成28年(2016年)4月30日までの今日の一言は「中国古典一日一言」守屋洋(著)から、同月同日の一言をもとに自分なりに追記や解釈して掲載しています。

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