「誰からでも教えを乞う」老馬之智可用也

老馬の智、用うべきなり

―老馬之智可用也―

[原文](韓非子 説林上)
老馬之智可用也
[書き下し文]
老馬の智、用うべきなり
[原文の語訳]
老馬の知恵を借りよう
[解釈]
名宰相の管仲が道に迷った際に老馬に先を歩かせて無事に帰還した話が由来です。
文自体は老いた馬が道を忘れないように、年長者の経験知は活用すべきということです。
できる人は分からないことがあれば相手が誰であっても教えを乞うということでもありますし、誰に訊けば適切に教えてもらえるか経験知をもった人をしっかり判断できるのです。
それぞれに様々な経験知を蓄積しています。どこからでも学ぶべき点はあるのです。
せっかく学べる機会があるのに、アテにして任せるだけで学ぼうとしないトップには困りものです。
[参考]
老馬の智:意味・原文・書き下し文・注釈 – Web漢文大系

[人を動かす名言名句集―21世紀に生きる]

平成28年(2016年)9月1日からの今日の一言は「人を動かす名言名句集―21世紀に生きる」からの一言をもとに自分なりに追記や解釈して掲載しています。

[中国古典一日一言]

平成27年(2015年)5月1日から平成28年(2016年)4月30日までの今日の一言は「中国古典一日一言」守屋洋(著)から、同月同日の一言をもとに自分なりに追記や解釈して掲載しています。

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