「新しいだけが能じゃない」得新捐故後必寒

新しきを得て故きを捐すれば後必ず寒し

―得新捐故後必寒―

[原文](衣銘)
得新捐故後必寒。
[書き下し文]
新しきを得て故きを捐(えん)すれば後必ず寒し。
[原文の語訳]
新しいものを得て古いものを捨てれば、後は必ず寒くなる。
[解釈]
新しい衣服を得たからといって、古い衣服を捨ててしまえば、後から必ず寒くなるということです。
何でもすぐに新しいものに買い換えれば良いということではないのです。
最新の多機能製品よりも旧型で単機能ながら特化した製品の方が目的を果たすのに効果的なことがあります。
古新聞が活躍する場面がありますよね。
[参考]
得新捐故后必寒-国学句典-名言

[人を動かす名言名句集―21世紀に生きる]

平成28年(2016年)9月1日からの今日の一言は「人を動かす名言名句集―21世紀に生きる」からの一言をもとに自分なりに追記や解釈して掲載しています。

[中国古典一日一言]

平成27年(2015年)5月1日から平成28年(2016年)4月30日までの今日の一言は「中国古典一日一言」守屋洋(著)から、同月同日の一言をもとに自分なりに追記や解釈して掲載しています。

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