「つけ入る隙きを与えない」木不自腐何由虫

木自ら腐らずんば何ぞ虫に由らん

―木不自腐何由虫―

[原文](観往吟)
木不自腐何由虫
[書き下し文]
木自ら腐らずんば何ぞ虫に由らん
[原文の語訳]
木を腐させる虫がつくのには理由がある
[解釈]
感染症にかかってしまうのは、予防をしていなかいからということです。
原因となるものは外因だけではなく、それを受け入れた内因もあるのです。
何かが壊れた時、もともと不良品だった可能性がありますが、自らも事前に説明書を読むなど使い方をきちんと理解していなかったことが原因となる場合があります。
簡単調理の食材を焦がしてしまったり、茹でた麺がのびてしまったのは自分の不手際ですよね。
つけ入る隙きを与えないようにしたいものです。
[参考]
観往吟

[人を動かす名言名句集―21世紀に生きる]

平成28年(2016年)9月1日からの今日の一言は「人を動かす名言名句集―21世紀に生きる」からの一言をもとに自分なりに追記や解釈して掲載しています。

[中国古典一日一言]

平成27年(2015年)5月1日から平成28年(2016年)4月30日までの今日の一言は「中国古典一日一言」守屋洋(著)から、同月同日の一言をもとに自分なりに追記や解釈して掲載しています。

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