「全力を尽くしつつ時を待つ」信不棄功、知不遺時

信は功を棄てず、知は時を遺れず

―信不棄功、知不遺時―

[原文](戦国策)
信不棄功、知不遺時
[書き下し文]
信は功を棄てず、知は時を遺れず
[原文の語訳]
信義とは功績が上がるまで続けること、知的とは時を逃さないことにある
[解釈]
信義に厚い人は結果が出るまでやり続け、知恵のある人は機会を逃さないということです。
成果が上がらないと途中で投げ出してはいけません。辛抱強くやり続けること、機を見て適切に処理できるようにしたいものです。
臥龍鳳雛と呼ばれた二人でも「現在に全力を尽くしつつ、天の時を待っている」と言われました。
植物も「美しい花を咲かせる」ことを本分として適切な「開花の時期」をじっと待っているのです。
いつでも今日がベスト。でも今日を踏まえた明日があり、その明日がベストになるのです。
芸能人の経験談、に大きな仕事など「来たな~」と感じることがあるそうです。その時のために、しっかりと準備をしておく必要があるといいます。
できる人は目標をしっかり持ち、地道に準備を整え飛躍する時を的確に捉えるのです。
[参考]
漢籍、書きとりの紹介。 – 味園博之のブログ-文武両道「空手道と南洲翁遺訓」他古典から学ぼう

[人を動かす名言名句集―21世紀に生きる]

平成28年(2016年)9月1日からの今日の一言は「人を動かす名言名句集―21世紀に生きる」からの一言をもとに自分なりに追記や解釈して掲載しています。

[中国古典一日一言]

平成27年(2015年)5月1日から平成28年(2016年)4月30日までの今日の一言は「中国古典一日一言」守屋洋(著)から、同月同日の一言をもとに自分なりに追記や解釈して掲載しています。

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