遠くに行くが邇きよりす
―明行遠自邇―
- [原文](中庸)
- 明行遠自邇。
- [書き下し文]
- 遠くに行くが邇きよりす。
- [原文の語訳]
- 遠くに行くためにも近くから。
- [解釈]
- 一歩一歩着実にということです。
- 改善の前に原因の分析をする必要があります。
- 遠大な計画でも、まず手近なところから着手する必要があります。順序立てして計画的に進めていかなければいけません。
- 目標を明確して道筋を示すことで、確かな一歩を踏み出していくことができます。
- 因数分解の前に四則計算、熟語の前に漢字を勉強する必要があります。
- 新商品・製品ができるには現状の不便さや不満な点の解消から始まることがあります。
- [参考]
- 遠きに行くは必ず邇きよりすの意味 遠いに関連する慣用句 – Weblio辞書
[人を動かす名言名句集―21世紀に生きる]
平成28年(2016年)9月1日からの今日の一言は「人を動かす名言名句集―21世紀に生きる」からの一言をもとに自分なりに追記や解釈して掲載しています。
[中国古典一日一言]
平成27年(2015年)5月1日から平成28年(2016年)4月30日までの今日の一言は「中国古典一日一言」守屋洋(著)から、同月同日の一言をもとに自分なりに追記や解釈して掲載しています。
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