欲く刮目して之を視る
―欲刮目視之―
- [原文](北史)
- 欲刮目視之。
- [書き下し文]
- 欲く刮目して之を視る。
- [原文の語訳]
- よく目をこすってこれを視る。
- [解釈]
- 物事を観察にするには固定概念を外さなければいけないということです。
- 普段、目をこすって見るには驚いて二度見するときくらいでしょうか。
- 人は3日会わなければ大きく成長するものです。三国志でも呂蒙は魯粛に「士別れて三日ならば、即ち当に刮目して相待つべし」と語っています。
- 何事も思い込みで視るのではなく、一度こすって目の曇りをとり、新鮮な視点で観察すること意識したいですね。
- 軽視せずに注意深く凝視し、よく観察することを意識したいですね。
- [参考]
- 北齊書/巻34
[人を動かす名言名句集―21世紀に生きる]
平成28年(2016年)9月1日からの今日の一言は「人を動かす名言名句集―21世紀に生きる」からの一言をもとに自分なりに追記や解釈して掲載しています。
[中国古典一日一言]
平成27年(2015年)5月1日から平成28年(2016年)4月30日までの今日の一言は「中国古典一日一言」守屋洋(著)から、同月同日の一言をもとに自分なりに追記や解釈して掲載しています。
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