「訪問して理解を深める」耕当問奴、織当訪婢

耕はまさに奴に問うべし、織にはまさに婢に訪うべし

―耕織当問、織当訪婢―

[原文](宋書 沈慶之伝)
耕当問奴、織当訪婢
[書き下し文]
耕はまさに奴に問うべし、織にはまさに婢(ひ)に訪(と)うべし
[原文の語訳]
農耕は作男に質問し、織物は下働きの女のもとを訪れよ
[解釈]
「訪問」の由来です。それぞれの担当者のところを訪れて問いなさいということです。
問題が発生した場合は、現地・現物を目で確かめ、どうして発生したのか「なぜ」を繰り返していくことで原因を突きとめていく方法があります。
できる人こそ、わからないことがあると恥じることなく周囲に対し謙虚に尋ねるものです。
優秀なバイヤーは生産地や加工場を訪れ、現地現場の人から教わることで商品知識を深め、自信をもった販売提案ができるのです。
[参考]
日録21.7.20

[人を動かす名言名句集―21世紀に生きる]

平成28年(2016年)9月1日からの今日の一言は「人を動かす名言名句集―21世紀に生きる」からの一言をもとに自分なりに追記や解釈して掲載しています。

[中国古典一日一言]

平成27年(2015年)5月1日から平成28年(2016年)4月30日までの今日の一言は「中国古典一日一言」守屋洋(著)から、同月同日の一言をもとに自分なりに追記や解釈して掲載しています。

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