学を絶てば憂い無し
―絶学無憂―
- [原文](老子 道徳経)
- 絶学無憂。
- [書き下し文]
- 学を絶てば憂い無し。
- [原文の語訳]
- 学ぶことをやめると憂いもなくなる。
- [解釈]
- 根を詰めて学ぶくらいならば、いっそ止めてしまったほうが楽になるということです。
- やり始めは面白くても、学んでいくうちに奥深さに気づいて、浅はかさに悩み始めることがあります。ならば無理してやることもないのではないか、ということです。
- 夜中にいつまでも悩むより、眠ることで翌朝あっさりと解決策が閃くことがあります。
- 悩み事や不安なこともなども書き出してみて、頭の中を空っぽにすることでスッキリすることもあります。
- 知識が多くあると、それが逆に選択肢を広げすぎてしまうこともあります。ことわざや故事も矛盾する事例が数多くあります。
- 勉強や仕事でも集中しすぎず適度に休憩して、すっかり忘れてリフレッシュするという余裕をもちたいですね。
- [参考]
- 学ぶことを止めればラクになる?
[人を動かす名言名句集―21世紀に生きる]
平成28年(2016年)9月1日からの今日の一言は「人を動かす名言名句集―21世紀に生きる」からの一言をもとに自分なりに追記や解釈して掲載しています。
[中国古典一日一言]
平成27年(2015年)5月1日から平成28年(2016年)4月30日までの今日の一言は「中国古典一日一言」守屋洋(著)から、同月同日の一言をもとに自分なりに追記や解釈して掲載しています。
コメント受付中です どなたでもコメントできますがスパム対策を施しています