粟無き者は、守るに能わずなり
―無粟者、不能守也―
- [原文](三国志 魏書 辛毗伝)
- 無粟者、不能守也。
- [書き下し文]
- 粟無き者は、守るに能(あた)わずなり。
- [原文の語訳]
- 食料を蓄えていないものは、守ることはできない。
- [解釈]
- いくら強靭に武装した兵士を多く守備に配備しても、食料がなければ領地を守ることはできない。
- 周到に計画を立てても、準備する際に大事な要素の一つでも欠けていると達成は困難を極めるものです。代用品で賄えるもであればなんとかなるかもしれませんが、そうでなければ致命傷にさえなってしまいます。
- 手持ちの資金や資源を一箇所の停滞により全体の進捗が滞ることないように上手く分配することが大事です。
- [参考]
- 中國哲學書電子化計劃字典
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