「新しい知識は積極的に使ってみる」人之学不進、只是不勇

人の学の進まざるは、ただこれ勇ならざる

―人之学不進、只是不勇―

[原文](近思録)
人之学不進、只是不勇
[書き下し文]
人の学の進まざるは、ただこれ勇ならざる
[原文の語訳]
学んでも進歩しないのは、勇ましさがないからである
[解釈]
学んでも進歩しないのは、そこで終わってしまっているからということです。
学んだことや吸収したことを活用する勇気が必要がなければ宝の持ち腐れ、人も進歩することがないのです。
社会の進歩の歴史は、複数の学んだことを複数掛け合わせることで新しいものを生んできました。そこには出す勇気と努力があったのです。
新しい言葉でも積極的に会話や文章の中で使ってみると憶えが早くなるといいます。外国人には知った日本語をとにかくその日のうちで使ってみることで上達したという話もあります。
新しい公式、技術、素材など、勇気をもって積極的に使っていきたいものです。
[参考]
為学030-042

[人を動かす名言名句集―21世紀に生きる]

平成28年(2016年)9月1日からの今日の一言は「人を動かす名言名句集―21世紀に生きる」からの一言をもとに自分なりに追記や解釈して掲載しています。

[中国古典一日一言]

平成27年(2015年)5月1日から平成28年(2016年)4月30日までの今日の一言は「中国古典一日一言」守屋洋(著)から、同月同日の一言をもとに自分なりに追記や解釈して掲載しています。

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