管窺筺を挙げ
―管窺筺挙―
- [原文](三国志 蜀書 郤正伝)
- 管窺筺挙。
- [書き下し文]
- 管窺(かんき)筺(きょう)を挙げる。
- [原文の語訳]
- 管の中をうかがう程度で小かご程度しか挙げられない。
- [解釈]
- 管を通して見ると視野が狭くなります。そこから見えるものしか列挙できないということから、見識が狭く少量しか列挙することができない、また筺はかごという意味もあることから漏れもあるということです。
- ネットを活用するにしても、そこにある情報以外を探す気がないようでは視野は広がりません。辞書も電子辞書は便利ですが紙辞書を使用することで隣接する単語にも目がいくようになり、新たな発見の機会にもなります。その辞書も詳解版と簡易版では量が異なります。
- 視野が狭いと自由度は狭まります。広い視野を持って多角的に見られるようにしたいものです。
- [参考]
- 【管窥筐举】意思_出处 – 成语词典
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