君無かるべからず
―不可無君―
- [原文](三国志 魏書 曹洪伝)
- 天下可無洪、不可無君。
- [書き下し文]
- 天下に洪無かるともべし、君無かるべからず。
- [原文の語訳]
- 天下に(わたくし)曹洪がいなくても問題ないが、あなたがいない訳にはいかない。
- [解釈]
- あなたは天から必要とされているということです。
- 曹操を助けるために自らの馬を譲ろうとしたが断られ説得したときの言葉です。
- 生命の危険を顧みず人助けをすることはなかなか難しいものです。災害時にまずは他の人を優先され、結果として自ら生命を落としまうということは歴史上に数多く残されています。親としては未来ある子どもをという気持ちになるものです。
- 本当は必要とされない人などいるはずはないのですが。
- 組織であれば職務遂行に必要な人物を充てるために、普通は嫌がるようなことでも自ら請け負うといったところでしょうか。
- [参考]
- 中國哲學書電子化計劃字典
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