「裸の王様にならないように」雖資彊兵、實一匹夫耳

彊兵を資すと雖も、實は一匹夫のみ

―雖資彊兵、實一匹夫耳―

[原文](三国志 魏書 荀攸伝)
雖資彊兵、實一匹夫耳
[書き下し文]
彊兵を資すと雖も、實は一匹夫のみ
[原文の語訳]
強兵を擁しているといえども、実際は一人の身分の卑しい男なだけである
[解釈]
強い兵士を引き連れているが、本人はというと道理をわきまえない男だということです。
高い支持率を得て、自分がすることは全て民意だと独善的に好き勝手をするリーダーがいますね。白紙委任されたわけではないと謙虚に受けとるができません。もちろん口で言っているだけの人もいますが。
フォロー数が多いことで調子に乗りすぎて道理を外す人がいます。そして弾劾されはじめると、周りは冷たくそっぽを向くものです。
破竹の勢いではあるもの、気がつけば割った竹枝に衣服が引っかかって敗れて脱げていて、気がついたら裸の王様になっているかもしれません。
[参考]
中國哲學書電子化計劃字典

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