明君は臣を師とし、その次にこれを友とする
―明君師臣、其次友之―
- [原文](三国志 魏書 荀彧伝)
- 夫明君師臣、其次友之。
- [書き下し文]
- そもそも明君は臣を師とし、その次にこれを友とする。
- [原文の語訳]
- そもそも明君は臣下を師と仰ぎ、その次は友とする。
- [解釈]
- 明君たる人は臣下をまず師匠として仰ぎ、次に友として接するということです。
- トップは自らの無知を知り、技術者や各分野の担当者に対して敬う気持ちを忘れないといいます。
- 師匠であれば教授するだけですが、友となれば時に意見の相違から対立することもあります。しかし、どちらもその関係における固い絆に傷がつくことはありません。
- 上司から指示を受けて動くのではなく、上司に自ら提案し、時に相談を持ちかけられ、互いの意見を交わすことで互いに研鑽できる関係を構築できるようにしたいものです。
- [参考]
- 中國哲學書電子化計劃字典
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