「恐れるあまり道義を忘れてはいけない」畏死忘義、何以立世

死を畏れて義を忘れるは、何を以て世に立つか

―畏死忘義、何以立世―

[原文](三国志 魏書 王脩伝)
畏死忘義、何以立世
[書き下し文]
死を畏れて義を忘れるは、何を以て世に立つか
[原文の語訳]
死を畏れて道義を忘れるようでは、どうやって世に立てるというのか
[解釈]
死を恐れて義理を欠くようでは、とうてい世の中で生きていけないということです。
自分を評価してくれた人が亡くなったのだから、死罪となることも顧みずに慟哭しなくてどうするという強い忠誠心が垣間見えます。
自らの保身のため、世話になった人々に対して簡単に義理や人情を捨てるような人は、人の役に立つ、立身出世など望めないということです。
経営が苦しいことを理由に、長年付き合っている取引先から、安価な別業者に安易に乗り換えないようにしたいものです。
[参考]
中國哲學書電子化計劃字典

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