「相手にとっての善行を心がける」以為人所行、其當歸於善道

以て為す人の所行は、まさにそれに於いて善道に歸るべし

―以為人所行、其當帰於善道―

[原文](三国志 魏書 王脩伝)
襃常以為人所行、其當歸於善道
[書き下し文]
(王)襃は常に以て為す人の所行は、まさにそれに於いて善道に歸るべしと。
[原文の語訳]
王襃は常に人の行ないというのは、善の道に落ち着くものであるべきであると。
[解釈]
人の行動目的は善に向かわなくてはいけないということです。当然のことながら悪行はいけないということです。
その善も独善的ではいけません。相手に立場になって、組織や社会の一員としてみたときの善行でなければいけません。
人への行為はいずれ自分に返ってくるといいます。もちろん善行も巡り巡ってやがて自分に帰ってくる(返ってくる)ということです。
[参考]
中國哲學書電子化計劃字典

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