「旧友に対する節義がある」有欒布之節

欒布の節あり

―有欒布之節―

[原文](三国志 魏書 王脩伝)
有欒布之節
[書き下し文]
欒布(らんぷ)の節あり
[原文の語訳]
欒布のような節義がある
[解釈]
秦末から前漢初期の武将である欒布が振る舞いのような、罰を恐れず旧友に対する節義を通すことです。
高慢な態度を取り続けたために処刑されてしまった孔融の遺体を、都にいる旧友の誰も罰を恐れて引き取ろうとしなかったが、脂習だけが顧みることなく慟哭したことに対して、太祖曹操が後に評したものです。
真の旧友の好は、いざという時にはっきりするものです。危急の際に我が身の危険を顧みず駆けつけたいと考えている友はいますか。
[参考]
中國哲學書電子化計劃字典
脂習(ししゅう)

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