士これ精藻
―士之精藻―
- [原文](三国志 魏書 邴原伝)
- 此一世異人、士之精藻。
- [書き下し文]
- 此れ一世の異人、士これ精藻。
- [原文の語訳]
- この人は一人の優れた人物で、名士のうちでも精華で文才である。
- [解釈]
- 人物評価です。稀代の人物であり名士中の名士、その文才は人々の心に届くものがあるということです。
- 文芸は人を勇気づけるものといいます。後世に名を残すような名作家はそのような文章を綴るものです。
- キャッチコピー等でも人々の関心をひく名コピーを続発するライターがいます。せめて、自分自身を表すキャッチーなコピーを一つもちたいものです。
- [参考]
- 中國哲學書電子化計劃字典
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