悪恥を知れば、則ち善心生まれんとす
―知恥悪、則善心将生―
- [原文](三国志 魏書 管寧伝)
- 知恥惡、則善心將生。
- [書き下し文]
- 悪恥を知れば、則ち善心生まれんとす。
- [原文の語訳]
- 悪行を恥じることを知るということは、つまり善の心が芽生えるということである。
- [解釈]
- 悪事をすることが恥ずかしいこととわかれば、自ずと悪事は影を潜め善行に勤しむようになるということです。
- それまで平気だったことが、実は気恥ずかしいことと気付くと、人は改めたくなるものです。残念ながらそれが善行であってもやめてしまうこともありますが。
- 若い頃は名の知れた悪童が、成長とともに大きく社会に貢献している人がいます。果たして、それが悪行だったと気がつくかどうかでその後の立身に大きく影響するのです。
- 悪事を恥じることを意識し、行動を起こす前に瞬時でも確認するようにしたいものです。
- [参考]
- 中國哲學書電子化計劃字典
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