「小さな芽のうちに摘み取る」清警明理、百鍊不消

清警にして明理、百錬に消えず

―清警明理、百錬不消―

[原文](三国志 魏書 崔琰伝)
清警明理、百鍊不消
[書き下し文]
清警にして明理、百錬に消えず
[原文の語訳]
清く敏感で道理に明るく、多くの試練にも耐える
[解釈]
性格は清く物事に敏感で、その道理をよく理解でき、多くの苦境にも逃げることなく耐えるということです。
つねに心が落ち着いていれば、周囲の微妙な変化にも気づきやすくなり、いち早く気付けることにより多くの事も小さなうちに対処し、事が大きいからと逃げることもないということです。
常にアンテナを張っていれば小さな変化に気づけますし、多くの失敗例を見聞していれば過去の対処法も蓄積され、早いうちに対策を打てるようになるのです。小さな芽のうちに摘み取ることができるようにしたいものです。
[参考]
中國哲學書電子化計劃字典

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