朝に夕を謀れず
―朝不謀夕―
- [原文](三国志 魏書 王朗伝)
- 朝不謀夕。
- [書き下し文]
- 朝に夕を謀れず。
- [原文の語訳]
- 朝に夕方のことを考えることができない。
- [解釈]
- その日の朝、夜のことを考えることができないほど差し迫り、危急存亡な状態ということです。
- 本来であれば長期的な展望から、それを細分化して一日の計を立てるところですが、先のことはおろか一日を過ごすことさえままならぬ切迫した状態ということです。
- 目まぐるしく状況が変化する現代では、短期間であってもなかなか見通しは立てづらい事柄があります。そういう状況であっても、せめて朝にゴールだけでも設定し、一日が終わった時のイメージだけでもするようにしたいものです。
- [参考]
- 中國哲學書電子化計劃字典
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