「死んだふりでやり過ごす」今見昱兵少、必輕易不來攻

今昱の兵が少きを見れば、必ず軽易にして攻めて来ず

―今見昱兵少、必軽易不来攻―

[原文](三国志 魏書 程昱伝)
今見昱兵少、必輕易不來攻
[書き下し文]
今昱の兵が少きを見れば、必ず軽易にして攻めて来ず
[原文の語訳]
いま(私)程昱の兵が少ないのを見れば、必ず軽視して攻めてこないだろう
[解釈]
取るに足らないから無視して通り過ぎるだろうということです。援軍を寄越すなど下手な行動をしないほうが得策ということです。死んだふりでやり過ごすのに近いですね。
黙って聞いていればそれで済んだかもしれないのに、つい反論してしまったことで相手の逆鱗に触れてしまうことがあります。
ニッチな分野だけであれば目にも止まらなかったが、ターゲットを拡大することでシェア争いに足を踏み入れることになり大手に警戒されるようになってしまうことになりかねません。
乗降客の少ない駅前では大手タクシーは客待ちをあまりしませんが、確実に乗客を得ることができたりするのです。
[参考]
中國哲學書電子化計劃字典

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