故に循じるのみ、匡革する所無し
―循故而已、無所匡革―
- [原文](三国志 魏書 倉慈伝)
- 循故而已、無所匡革。
- [書き下し文]
- 故に循じるのみ、匡革(きょうかく)する所無し。
- [原文の語訳]
- 慣習に従うだけで、改革することがない。
- [解釈]
- 悪習でも引き継ぐだけで物事の不正を正す糾正(ふんせい)をしない、改正する意志がないということです。
- 皆が不満に思っていることは改善する必要があるのに、面倒だったり何かと理由付けをして先延ばしするようではいけません。
- 説明不足や読みづらいなど毎回質問されるようなことは一度見直し、手直しすることで改善されるかもしれません。そうすれば毎回説明するという手間を大幅に減らすことができ、作業効率も上がるのです。
- [参考]
- 中國哲學書電子化計劃字典
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