「献身的でも身を削りすぎない」患名之不立、不患年之不長

名の立たずを患い、年の長ずを患えず

―患名之不立、不患年之不長―

[原文](三国志 魏書 賈逵伝)
患名之不立、不患年之不長
[書き下し文]
名の立たずを患い、年の長ずを患えず
[原文の語訳]
名声が立たないことを気にかけ、生命が長くないことは気にかけない
[解釈]
貢献できているかどうかを気にして、自らに寿命に関しては気にしないほどの献身ということです。
今でも一部で「残業は美学」という概念が残っています。また昨今はブラック企業とともに誠実な愛社精神であっても働きすぎは過労死に繋がるとして社会問題となっています。
組織の名声を挙げるために献身的な忠臣であることは頼もしいですが、体が資本、まずは体あってのことです。本人はもちろん上層部も健康に影響が出るほど働きすぎていないか定期的に確認する必要があります。
[参考]
中國哲學書電子化計劃字典

#三国志 #正史三国志 #魏書 #蜀書 #呉書 #今日の一言 #賈逵 #魏書
[ad#book]

今日の一言

今日の一言

コメント受付中です どなたでもコメントできますがスパム対策を施しています

タイトルとURLをコピーしました