能者には敢えて其の力を遺さず使う
―使能者不敢遺其力―
- [原文](三国志 魏書 杜畿伝)
- 使能者不敢遺其力。
- [書き下し文]
- 能者には敢えて其の力を遺さず使う。
- [原文の語訳]
- 能力ある者には敢えてその力を残さないように使う。
- [解釈]
- 能力のある人を起用する場合は、余力を残させないほどその力を存分に発揮させるということです。
- できるトップや指導者は本人の持つ100%の力を発揮させるように導くことができるものです。
- まずは適材適所を心掛け、できる人からの効率化の提案があれば素直に聞き入れ、動きやすい環境づくりを提供するように整備していく必要があります。
- できる人に対して自分の私欲や独善欲により言動を押さえつけてしまうようなトップには困りものです。
- また過酷に使い込みすぎて、燃え尽き症候群やロスにならないように労るケアも忘れないようにしましょう。
- [参考]
- 中國哲學書電子化計劃字典
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