榆を樹えて籬と為す
―樹榆為籬―
- [原文](三国志 魏書 鄭渾伝)
- 樹榆為籬。
- [書き下し文]
- 榆(にれ)を樹えて籬(まがき)と為す。
- [原文の語訳]
- 榆を植えて籬とする。
- [解釈]
- 材木が少なく苦慮していたので榆(にれ)を植えさせ、それを編んで垣を作らせた。
- 必要に迫られると、資材や資金が少なければ工夫し、安価や代用品で代替できるようなアイデアを出すということです。
- なければないなりに知恵を絞るというのは昔から言われているものです。必要は発明の母とも言います。
- 不便は新たな製品の、不満は新たなビジネスチャンスの源泉です。また、現在あるものを視点を変えて転用したり、統合することで、新たな商品やサービスとして生み出すこともできるのです。
- [参考]
- 中國哲學書電子化計劃字典
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