人馬皆披靡す
―人馬皆披靡―
- [原文](三国志 魏書 張遼伝)
- 人馬皆披靡。
- [書き下し文]
- 人馬皆披靡(ひび)す。
- [原文の語訳]
- 人馬とも全てが風になびくように避ける。
- [解釈]
- 勢いに圧倒されて誰も挑むことなく、まるで風に草木がなびくように道を開けるということです。
- ビジネスでも上位や大手が登場すると自然と先を譲り優先させてしまうことがあります。昔は外国車や高級車は自然と道を譲ったものです。
- 相手を圧倒できるほどの力を有することは必要ですが、逆に圧倒される相手と相対した場合には挑む勇気が必要です。
- 組織でも逆らえない相手からの理不尽な要求を誰もが心で納得いかなくても異論や反論することなく通すようではいけません。ダメなものはダメと言える勇気を持ちたいものです。
- また相手を圧倒的る場合でも奢ることなくあくまで王道を行きべきで、王道であれば自然と道は開けるものです。傍若無人だったり理不尽な要求をしないように注意しなくてはいけません。
- [参考]
- 中國哲學書電子化計劃字典
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