「手以外で貢献する」張遼雖病、不可當也、慎之

張遼は病と雖も、あたらざるべきなり、これを慎む

―張遼雖病、不可当也、慎之―

[原文](三国志 魏書 張遼伝)
張遼雖病、不可當也、慎之
[書き下し文]
張遼は病と雖(いえど)も、あたらざるべきなり、これを慎む
[原文の語訳]
張遼は病気といえども、対戦してならず、慎重に対処しなさい
[解釈]
魏の将軍である張遼は勇猛果敢で容易な相手ではなく、病気だといっても決して勝機と勇んではいけないということです。
病に伏してでさえ、それほどまで相手に警戒させるだけの実績を残しているということです。
大手やライバルが失態をしたからといって、すぐに自分に有利になるとは限りません。
手や力で貢献できなくても、アイデアや助言で貢献できる場合があります。
たとえ自分は現場から離脱していても、属しているだけで相手を抑制できるとともに、組織内では周囲に安心感を与えられる心の拠り所のような存在になりたいものです。
[参考]
中國哲學書電子化計劃字典

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