国の爪牙
―国之爪牙―
- [原文](三国志 魏書 張遼伝)
- 國之爪牙。
- [書き下し文]
- 国の爪牙(そうが)。
- [原文の語訳]
- (張遼と李典は)我が国にとって爪と牙のような存在である。
- [解釈]
- 張遼と李典は国を守る爪と牙のような頼りになる臣下ということです。
- 反面、悪い意味では傷つける危険な存在という意味にもなります。また「爪牙をとぐ」や「爪牙にかかる」という言葉もあります。
- 爪も牙も人工的な武器ではありません。つまり我が身一つで守ってくれる存在ということです。このような人がいれば組織としては安心できるものです。
- 秘伝のタレや何にでも使用できる万能な調味料は、どんな災害にあってもこのタレだけは守ったという老舗は多くあります。これ一つで店の味を守ってくれるのです。
- [参考]
- 中國哲學書電子化計劃字典
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