「内外の務めに精通する」外勒戎旅、內存國朝

外は戎旅を勒め、内は国朝に存ずる

―外勒戎旅、内存国朝―

[原文](三国志 魏書 張郃伝)
外勒戎旅、內存國朝
[書き下し文]
外は戎旅(じゅうりょ)を勒(おさ)め、内は国朝に存ずる
[原文の語訳]
国外に対して討伐軍を統制し、国内では朝廷を顧みる
[解釈]
外部に対しては敵の侵入を防ぐために軍を統括し、内政に関しても気にかけているということです。
営業販売も事務経理、さらに開発製造も加えた全分野に精通しているゼネラリストがいると心強いですね。
できる人は対外的な戦略とともに、組織内の融和円滑化を図るなど内外に辣腕を振るうものです。
一通り精通できるように心がけることで、相手の立場になって物事を考えることができるところまでいきたいものです。
[参考]
中國哲學書電子化計劃字典

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