「過度な負担をかけない」名は軽く而実は重き者

名は軽く而実は重き者

―名軽而実重者―

[原文](三国志 魏書 陳羣伝子泰)
名輕而實重者
[書き下し文]
名は軽く実は重き者
[原文の語訳]
名目上は軽いが、実際は重い
[解釈]
名目上は重刑よりも軽いが、実際は重刑以上の刑罰を受けている。極刑ではないが極刑よりも酷な刑罰を受けている、看板よりも中身は悪いということです。
耳障りの良い謳い文句でありながら、いざ加わってみると内容が劣悪だったという話があります。簡単な作業ですといわれていたのに重度な労役を課せられたとか、ブラック企業などもこの部類かもしれません。
課す側は相手に過度に負担がかからないか注意を払う必要があります。
[参考]
中國哲學書電子化計劃字典

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