「骨を埋める覚悟で従事する」耿純焚室輿櫬以從

耿純は室を焚き櫬を輿て以て従う

―耿純焚室輿櫬以従―

[原文](三国志 魏書 臧霸伝)
耿純焚室輿櫬以從
[書き下し文]
耿純(こうじゅん)は室を焚き櫬(ひつぎ)を輿(こ)してて以て従う
[原文の語訳]
耿純は家屋を焼き棺を担いで従った
[解釈]
家を焼いて棺を担いでやって来るほど、身の犠牲を顧みない献身さということです。
帰る家を自ら無くすことで退路を断ち、棺を持参することでいつでも命を懸けることを躊躇しない現れです。
昔の修行では体と道具一つで弟子入りするということが常だったのではないでしょうか。その世界に骨を埋める気概であればそれでも一向に構わないでしょう。
一度出たら帰ることなく最期まで相手方に留まるということであれば、持ち帰り弁当や惣菜、購入納品後の商品ということになります。その商品がきちんと購入者に対して貢献できるかは製造提供者にかかってくるのです。
[参考]
中國哲學書電子化計劃字典

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