一手逆さまに牛尾を曳き、百余り歩いて行く
―一手逆曳牛尾、行百余歩―
- [原文](三国志 魏書 許褚伝)
- 一手逆曳牛尾、行百餘步。
- [書き下し文]
- 一手逆さまに牛尾(ぎゅうび)を曳き、百余り歩いて行く。
- [原文の語訳]
- 片手で牛の尾を後ろ向きに引っ張り、百歩余り歩いて行く。
- [解釈]
- 牛を後ろから、しかも片手で引っ張って連れて行くということか、相当な力があるということです。
- 野球でいうとネクストバッターズサークルで複数のマスコットバットを持って軽々と素振りをしたり、遠投で軽く投げているのに相当な距離が出るようなものですね。
- 尋常じゃない力を見せつけ周囲を圧倒するということです。戦う前に相手に精神的なダメージを与え戦意を損なわせるのは上策です。
- 「あのサービスや商品相手では到底勝てない」と思わせるような物や事を備えたいものです。
- [参考]
- 中國哲學書電子化計劃字典
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