従騎は是れ褚なるか疑う
―疑従騎是褚―
- [原文](三国志 魏書 許褚伝)
- 疑從騎是褚。
- [書き下し文]
- 従騎(じゅうき)は是れ褚なるか疑う。
- [原文の語訳]
- 従騎するこの者が許褚ではないかと疑った。
- [解釈]
- 曹操にただ一人付き従っている武将こそが、噂に聞く許褚ではないかと疑ったということです。
- 馬超は会談中に曹操を密かに殺そうと考えていましたが、側に唯一人従っている許褚の勇敢さを知っていただけに思いとどまったのです。自らも武勇で馳せる馬超をも断念させる圧倒的な実力を備えていたということです。
- 武闘派スポーツの団体勝ち抜き戦であれば、後に控える実力者を意識して相手が平常心を保てないプレッシャーを与えることができます。野球でも相手投手が次の打者を意識する場面があったりしますね。
- メディアで何度も紹介された料理を目の前にすると、普段どおりとはいかず、どこかワクワクしたりハードルを上げたりしてしまうものです。
- [参考]
- 中國哲學書電子化計劃字典
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